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24.07.13
まるで美術館のような漆喰壁
リフォーム
住宅
インタビュー
使用色 | 内―白 |
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仕上げ | 造形 |
建物種別 | 戸建住宅 |
施工場所 | 和室壁(一部) |
施工地域 | 神奈川県 |
工期 | 3日間 |
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お施主様へインタビューInterview
今回、漆喰壁の施工をご依頼いただいたきっかけを教えてください。
家のリフォームをお願いしたハウスメーカーのポスターに、小さな写真だったのですが、今回仕上げてもらったような壁の写真を見つけて、こんな風にデザイン性のあるものができたらいいなと考えました。その写真の壁は何で作られたものかはわかりませんでしたが、私の友人に漆喰で仕上げた家に住んでいる人がいて、漆喰は身体に優しいことなどを聞いたことがあったので、漆喰でこのような壁にできないか?と、まずはハウスメーカーに相談しました。そして、ハウスメーカーから日本プラスターの漆喰工事を紹介してもらって、漆喰デザインスタジオ(当社ショールーム)を訪れました。
造形壁の色や模様はどのように決めたのですか?
壁に接するカウンターの天板の色が黒に決まっていたので、最初はそれに合わせてグレーっぽい色にしようかと思っていたのですが、白色の方が部屋が明るく見えるのでは?とも考えまして、スタジオで様々な色を見せてもらいました。白色だけでもちょっとピンクがかっていたり、たくさん色があるんですね。多くの色見本を見せていただき、照明の光だとこう見えます、自然光だとこう見えますと、とても細かく説明していただきました。そしていくつか候補の色を出した後に、実際に左官職人さんが作った漆喰造形のサンプルを3種類ほど持ってきていただきました。白とグレーとベージュ系の3種を見て、やっぱり白だねと家族の意見が一致して、白色に決めました。

施工の様子もご覧いただいたとのことですが、ご覧になっていかがでしたか?
平らな壁に台形の山みたいなものができて、それがどんどん形になっていく。こんなに広いスペースなのに、本当に細かい作業をしてくださっていました。入居後に施工していただいたので、家族みんな作業の様子を見ることができたのですが、それも面白い経験でしたね。

壁の仕上がりについてご感想をお聞かせください。
壁が完成した日は、家族で並んで壁を鑑賞しました。照明をつけて、やっぱりすごいね、やって良かったねと話しました。
まるで、美術館みたいですよね。今飾っている花器は、元々家にあったもので、他にもここに飾ろうかって話している花器があるんです。壁を白色にしたことで、様々なものが合うと思うんですよね。今は花器だけですが、ここに枝物を生けたらどんな風に映えるかな?と考えています。まだ家のリフォームが終わっていないので少しバタバタしていますが(取材時)、全てが終わって落ち着いたら、ここでお酒を飲みながら、ゆっくりとした時間を楽しみたいですね。
